映画鑑賞日記。

映画鑑賞の記録を残したいので、自由気ままに映画のあらすじと感想を書いてます。

harmony

 
harmonyを見てきました。
 
この映画はSF作家伊藤計劃さんの3つの作品をノイタミナのアニメーションで映画化する「Project-Itoh」というプロジェクトの2作目の作品です。
 
1作目の屍者の帝国は話は難しいけどとても面白い映画でした。
 
今回のharmonyも屍者の帝国と同様に見るのにとても集中力を使う映画だったので見終わった後の疲れがすごかったです笑
 
前置きはさておきあらすじを書いていきたいと思います。
 
2019年にアメリカ合衆国で起きた暴動がきっかけで全世界に戦争と未知のウイルスによる「大災禍」が起き従来の政府は崩壊します。
 
そして新しい高度医療が進んだ「生府」が世界を統治します。
 
人々は体に恒久的体内監視システムWatch Meをインストールすることで健康でいられ続けることと引き換えに常に
「生府」から監視されなくてはなりません。
 
そのような世の中に嫌気がさした主人公の友人ミァハは主人公のトァンと同じく友人のキアンと自殺を図りました。
 
しかし亡くなったのはミァハのみでした。
 
ここまでがトァンの少女時代の回想です。
 
トァンはWatch Meのもとで人々が健康的な生活を送れているかを査察する機関で上官をしていて、紛争地域を渡り歩いてます。
 
しかし紛争地域の人々と不正な取引をしたことが発覚して謹慎処分をくらい、自国に帰らされます。
 
自国に帰ると友人のキアンが出迎えに来てくれていて、一緒に昼食に行きます。
 
昼食を食べていると突然キアンが目の前で自殺を図ります。
 
キアンだけでなく世界で同時刻に7000人もの人々が自殺を図るという事件が起こります。
 
この事件の真相を探るためトァンのいる機関が捜査をすることになります。
 
トァンはこの事件にミァハが関わっているのではないかという疑念を抱き、ミァハの死体を預かったケイタ(Watch Meの研究に携わっていた人物)のところへ行きます。
 
ケイタはトァンの父親であるヌァザが人間の意志を操作する研究をしていた事実を明かし、その研究仲間はバグダッドにいることを伝えます。
 
そしてトァンはキアンが自殺直前にミァハに電話をかけていたことを知り、ミァハが生きていることを確信します。
 
バグダッドに向かう途中、トァンはインターポール捜査官のエリヤから接触を受け、生府上層部に人間の意志を操る「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」という組織があって同時多発自殺事件に関係していることを聞かされます。
 
また、空港に向かう車内で同時多発自殺事件を実行した犯人の犯行声明がテレビ放送され、「1週間以内に誰か1人を殺さなければ、世界中の人間を自殺させる」と宣言し、ニュースキャスターが自殺させられます。
 
バグダッドに到着したトァンは研究仲間と会いますがヌァザことは教えてもらえません。
 
しかしその夜になんとかヌァザと接触することに成功しました。
 
ヌァザは「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」の中心人物で平和のために人々の意識を制御する「ハーモニー・プログラム」の実験体としてミァハを連れて来たと語りました。
 
そして「ハーモニー・プログラム」はすでに完成していて起動をすることが可能であるという事実を聞かされます。
 
また「ハーモニー・プログラム」の副作用として人間の意識が消失してしまうことを知ります。 
 
ミァハはより早く「ハーモニー・プログラム」を起動するために今回のテロを起こしました。
 
トァンはミァハと直前会って話すためにミァハのいるチェチェンに向かいます。
 
そしてミァハと再会します。
 
ミァハは小さい頃ドイツ軍の奴隷だったので人間の残酷性を知り、ハーモニーの世界の方がいいと言います。
 
トァンはそんなミァハの考えを理解し抱擁しますが「ミァハにハーモニーの世界に行って欲しくない。もとのミァハのままでいて欲しい。」という思いでミァハを射殺します。
 
物語はここでおしまいです。
 
 
私が思ったのは、健康が保障されていると言えども他人に自分のことを監視され続ける世界は絶対嫌ということです。
 
まぁ世の中がそれなら慣れていってなんとも思わなくなるとも思いますが…。
 
同じような作品でサイコパスというアニメを思い出しました。
 
最後のトァンがミァハを射殺するというオチはトァン自分勝手だなと思いました。
 
どうせならハーモニーの世界にあなたを行かせないから私も行かない的なオチがよかったです笑
 
オチのことはさておき、設定は難しいのですがとてもよくできているいい作品だと思います。
 
1作目の屍者の帝国、2作目のharmonyのどちらもすごく面白かったので3作の虐殺器官がどんな作品なのかとても楽しみです!!